2025.08.01

CASE Q&A ARBOL&Appartement

CASE Q&A ARBOL&Appartement

THINK OF THINGSの入り口にあるポップアップスペース“CASE”では、7月25日(金)から「ARBOL&Appartement」のポップアップを開催しています。今回は、「ARBOL」店主藤川さん「Appartement」店主齊木さんにお店をはじめた経緯や山都町の魅力についてお聞きしました。

ーアイスと焼き菓子のARBOL、自家焙煎珈琲のAppartementを始めた経緯を教えてください。 ARBOL 藤川さん アイスが好きすぎて...!コンビニアイスを年間400個ほど食べていました。さすがに身体がやばいな、でもアイスは食べたいな、という感じで健康に食べられるスイーツを探す旅が始まり、2018年にしたバックパッカー世界一周旅でveganスイーツに出会いました。帰国後、東京に住みveganカフェで働き、コロナを機にUターンし現在に至ります。 Appartement 齊木さん 歳を重ねても楽しみながら、長く続けていけそうな仕事をしたいと思い、地元の老舗喫茶店で働き始めました。その後熊本のスペシャルティコーヒー専門店で約7年間在籍し、バリスタ、焙煎、店舗運営など様々な経験を経て、ゆくゆくは独立して自分のお店を持ちたいと思っていた時に、現在のパートナーである藤川さんに誘われて山都町でお店を始めました。また熊本市街ではなく、自然豊かで穏やかな空気感のある山都町という郊外から発信していきたいなと思ったのもきっかけのひとつです。

ーお店の名前の由来について教えてください。 ARBOLはスペイン語で「大きな木」という意味です。地元である、ここ山都町でしっかりと根を張る大木のように、ARBOLも地域の人や自然とともに成長していきたいなという想いから、この名前にしました。 (それまでふわふわと旅していて、山都町の尊敬する方からそろそろ根を張りなさいー!と怒られたのもひとつの理由) Appartement(アパルトマン)というのはアパートのフランス語。 住宅の一部という意味合いがあるので、皆さまにとってAppartementのコーヒーが日常の様々なシーンの一部になればと思い、名付けました。

ー元々写真館だった場所を使ってお店を開いたとのことでしたが、お二人が熊本の山都町を選ばれた経緯が気になります。 私は山都町が地元だったので自然な流れでした。 高校生の時から地域おこし的な仕事に興味があったので、山都町を盛り上げたい!という思いで戻ってきました。 今のお店の場所は空き家バンクで見つけて、最初は皆んなに反対されるほど廃墟感がすごかったのですが、ピンと来て借りました。 DIYで綺麗にしていた所に、手伝いに来てくれたのがチャッピーさん。(齊木さん) これまたピンときて「ここでコーヒー屋さんやってくれませんか?」と誘いました。

ー京都にCONTOというお店をオープンされたばかりですが、お二人それぞれの今後についてお聞きしたいです。 藤川さん 山都町の商店街内(今のお店のすぐ近く)に明治7年からある呉服屋さんがあり、その場所で雑貨や本、地元のおじいちゃん達が作った木工品から、都会で活躍する作家さんの作品までを楽しめるお店を作ろうと計画しています! 今年の秋から改装を始めます。山都町がどんどん楽しい町になる予定です! 齊木さん 山都町の店舗ではアクセスの問題もあってこれまで積極的に行うことができなかったゲストバリスタのイベント開催や、コーヒー屋CONTOとして全国のコーヒーフェス等のイベントに積極的にチャレンジしていきたいです。 POPUP EVENT「ARBOL&Appartement」 期間:2025年7月25日(金)〜8月8日(金) 場所:THINK OF THINGS 1F CASE ARBOL Instagram:@arbol_icecream_sandwich Appartement Instagram:@appartement_coffee